食育授業

全鰹青の食育授業について

私たち全鰹青は、日本のだし文化の普及に向けて食育授業を行っています。鰹節の手削り体験や、昆布だしと鰹節の合わせだしの飲み比べなど、普段の生活ではなかなか体験できないプログラムです。

食育授業の最後には「家に帰って、お姉ちゃんに言いたいです。」や「家でもしてみたい。」、「楽しかった。」など嬉しい感想を聞くことができ、私たちにとってもやりがいのある活動です。

日本のだし文化について、体験しながら知っていただけるように作られた体験型授業です。

こんな団体様におすすめ

・小学校、中学校などの教育機関
・お料理教室

全鰹青の食育授業の魅力

・日本の文化について知ることができる。

・子供の食生活の乱れが取り上げられ食育が重要視される中、日本の伝統食材である鰹節を通じて食べることの大切さを知ることができる。

・普段実際に鰹節と関わりのあるプロの授業を直接受けることができる。

だしくらべキットを利用した食育授業

全鰹青では「だしくらべキット」という食育グッズを用意することが可能です。
全鰹青が訪問できない場合や、時間が限られている際に利用することもあります。
節類それぞれの香り、味わいの違いを体験していただけるもので、出汁を飲み比べたり、調理実習の教材としてご活用いただけます。

⇒だしくらべキットについて見る

食育授業風景

ある日の食育授業を例に、食育授業の様子や流れをお伝えします。

プログラム内容	クイズ、手削り体験、だしの試飲、お味噌汁作り
所要時間	約2時間

※プログラム内容は変更する可能性があります。

1. 鰹節クイズ

鰹節についてのクイズを行います。鰹節の生産高が一番多い都道府県や、鰹以外で作った節など、知っているようで意外と知らないことをクイズとして出しています。生徒たちは正解すると飛び跳ねて喜んだり、不正解だと歯を食いしばって悔しがるなど、いろいろな反応を見せてくれます。

2. 鰹節手削り体験

生徒一人一人が鰹節削り機を使用し、実際に手削りを体験していただきます。生徒たちは、初めて見る鰹節削り機や鰹節に興味津々。一人が削り機を押さえてもう一人が削るなど、交代しながら協力し合って削ってくれます。自分たちで削った鰹節は持ち帰ってもらい、ご家庭でも削りたての鰹節を味わっていただけるようにしています。

3. だしの試飲

クイズ、手削り体験な間にとっておいた昆布だしと、昆布と鰹節の合わせだしの飲み比べをしてもらいます。まず、昆布だしを飲んでもらい、そのあとに鰹節を入れ、味の違いを感じてもらいます。「おいしい！」という声や「全然違う！」という声が生徒たちの口からこぼれたり、だしを飲んでほっこりする姿がとても印象的な体験です。