学校給食の調理師さんと合同で、だしの取り方について勉強会を行いました。勉強会に入る前に調理師さんたちのテーブルには全鰹青で作成したクリアファイルとシールが置かれ、教室の後方には様々な節が並べてあります。
調理師の皆さんが教室に入ってくるなり、「すごくいい香り!」「このファイル、アンパンマンを描いてる人だよ!」と、皆さん喜んでいただきました。
最初に、愛知県調理師会学校給食支部の伊藤さんより自己紹介を受け、さて、いよいよ本番です。
まずは、鰹節の歴史を知っていただくために、日鰹協、全鰹青のHPを参考にしたテキストを使いました。
また、カツオ解体君を使った説明や、実際に本節や荒本節を用いて、カビ付けする前とカビ付けしたあとを見ていただきました。
講義の最後には、節の仲間たちを実際に手にとって見てもらいました。
準備した節は、本節、亀節、荒本節、荒亀節、メジ荒本節、メジ亀節、枯宗田節、丸宗田節、割宗田節、枯丸サバ節、枯割サバ節、サバ節、ムロ節、ウルメ節です。
講義のあとは「だしとり教室」です。
1回目は、「科学調味料」と「本枯れ節と昆布」を比べます。
2回目は、ムロ、サバ、宗田の混合厚削りを、はだかで取る場合と布袋に入れて取る場合を比べてみました。
勉強会の最後には、「2学期からの給食に生かしたい」、「良い香りに囲まれて幸せだった」
など、大変嬉しい言葉をいただきました。お礼に、日鰹協でいただいたポスターも持って帰っていただきました。