5月24日、名古屋市天白市区にある、『高齢者施設グループあいか』で鰹節やダシ
を使って交流会を行いました。
まずはお互いに自己紹介を行い、昔の鰹節エピソードを聞かせていただきました。
テーブルには、12種類の節を並べ、皆さんに見ていただき、実際に削っていただきました。
職員の方にも参加していただき、様々な節を削り、食べ比べを行いました。
また、昆布と鰹節を合わせたダシを試飲していただきました。
皆さん、本節を見るなり、『これよこれっ!』と夢中になりながら、昔の話をしてくださいました。
認知症の方もいらっしゃったのでですが、普段、会話が少ない方も、鮮明に昔の鰹節体験の
話をしていた事に、職員の方も驚かれていました。
●学校から帰ってきたら、まず親に削らされていた。
●最後に削りにくくなった鰹節をなめるのが好きだった。
●山奥に住んでいたから、定期的に鰹節を1年分買っていた。
など、貴重なエピソードを聴くことができました。また、職員の方にも参加していただくことで、
普段使用している化学調味料とは全く違う味をわかっていただけました。
鰹節を見たことがない方、どうやってダシを取ったらよいのかわからない方もいらっしゃった
ので、今回の交流会は大成功でした。