食育事業を終えての感想
京料理「たか木」包宰高木一雄氏と大阪鰹節青年会による日本料理の基本である
鰹節を使った料理の体験実習を行いました。
今回の授業は兵庫県芦屋市立精道小学校6年生、一組、二組、67名を対象に行いました。
お忙しい中、後藤理事長にも足をお運び頂きありがとうございました。
まず初めに昆布についての説明をした後、節についてどんな物なのか実際に生徒達に見せて、
どんな種類の節があるのかを説明しました。
次に卓上削り器で手削りのやり方を教え、本節の手削り体験を各テ-ブルで行いました。
手削り体験は初め控えめだった生徒も二周り目になると夢中になって削る生徒も多く見られました。
手削り体験は毎回好評です。
続いて昆布ダシの試飲をした後、昆布と鰹の合わせダシの飲み比べをしました。
調味料の一切入ってないダシなので、生徒達から「美味しい」と言う声がたくさん聞こえました。
今回は高木さんのアイディアで、季節の桜に見立てたお吸い物を作りました。
皆で削った本枯れ節で取ったダシを使った事もあってか、試食では皆が、「美味しい」と完食しました。
最後に鰹節と昆布を生徒達に宿題の為、お土産として渡しました。
今回の食育授業でも生徒達にダシの良さ、鰹節の良さを知ってもらえたと思います。
今後もいろり会は活動の視野を広げ業界の発展に努めていきますのでご協力ご支援、宜しくお願い致します。